近況

久しぶりにインターネットを巡回していたら、ゴキブリホイホイみたいのに引っかかり、はまってしまった。以下ゴキブリ的な日記。
おもしろいなあ、と思って読んでいた「ママだって、人間」http://mag.kawade.co.jp/mama/ が第16話でやはり(期待通り)話題が夫との関係へ。発端は義父母との旅行。
「王子と赤ちゃん」http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/90004 第11〜13回は、体調不良その他。
そしてちまたで話題のブログ記事「母親にも「もう無理!」と声を上げて投げ出す権利がある」http://yorikanekeiichi.com/have-the-right-to-escape-to-the-mother-5102.html いやここまで来ると釣りかとも思うんだけど。この人は妻さんのことを好きじゃないのかもね。
まあそれで、思い出したり、改めて周りを見回したりしていた。
坊が生まれる前後から、不思議なことが続いて首をひねっていたが、坊を保育園に預けて職場復帰するころに確信した。敵が目の前にいる。夫という人間そのものが敵ではなく、会話をしようとしたときのこの取りつく島のなさ、なにかある(と信じたかった)。私には選択肢はなく、これからこの得体の知れない敵と戦うのだと、確信した。
孤独な戦いと思っていたが、保育園で知り合った坊の友達の家も似たような状況であることに気がついた。
私は、敵に勝つために、たくさんの時間をかけて情報を収集し、戦略を練り、努力してきたつもりだった。その結果は離婚。改めて思い返すと悔し涙が止まらない。私は持てる力をすべて出し切って、死んだ。勝てる戦いだと思ってやっていたが、実際は短刀で戦車と戦っていたようだ。哀れだ。
さて同期の仲間は。ああ、討ち死にしている人ばかりだ。あきらめて没交渉となっている人、仕事をやめた人、離婚した人、自分の親に協力してもらうことにした人。みんなあんなにがんばっていたのに、会話は成り立たなかった。
結婚相手はパートナーで、二人で協力していくのではなかったか。他人事。目の前の配偶者が困っているのに見えていない。自分は動かず批判だけをする。各家庭がなんで判で押したように同じなのか。私たちの努力は無駄だったのか。年若い後輩にどんなアドバイスをすればよいのか。
もう亡霊となった私が、また過去の私のあら探し、いや反省会。悔しくてたまらない。
一つ、下の学年の人たちに伝えられる良いことがある。子が少し大きくなると、孤独ではなくなる。子は母をねぎらってくれます。涙。